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MKIコラム


2017/11/08
ソリューションセンター ソリューション企画部 バイオメディカル室

40年以上、バイオインフォマティクス分野に取り組むMKI


『バイオインフォマティクス』って聞いたことありますか?

皆さんは、バイオインフォマティクスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日本語で書くと「生命情報学」。遺伝子やたんぱく質の構造といった生命の持つ「情報」を分析し、生命の謎に迫っていく学術分野です。「情報」を取り扱う以上、ITの分野でもあり、MKIでは実に40年以上前からこの分野に取り組んできました。私の所属するバイオメディカル室は現在、この分野を中心に基礎研究のコンサルティング/システム構築やプロダクト、サービスといった形で、国内外問わず、大学の研究室、官公庁、製薬会社、食品メーカー、化学メーカー、病院等、様々なお客様とお仕事をさせていただいています。

学術分野と言ってしまうと敷居が高いかもしれません。実際にこの分野では研究予算を獲得するにはある種のキーワードみたいなものがあるのですが、2000年代初頭はゲノム、トランスクリプトーム、ポストゲノム、プロテオーム、メタボローム、次世代シーケンサなどなど呪文のような専門用語ばかりが並びました。この手の専門用語ですと遺伝子とかiPS細胞ぐらいは聞いたことがある!といった感じではないでしょうか。

しかしながら、近年この分野でも情報爆発の波が押し寄せ、様々なレイヤーのデータを扱うための「データ統合」、それらが集約されて「ビッグデータ」と呼ばれ、それを解析するためのリソースとしての「クラウド」などがキーワードとなってきており、IT業界のトレンドワードと同調する形になってきました。そして昨年はIoT、今年はAIというテーマで多くの研究予算が執行されています。こういった背景もあり、ようやくこの分野が世間一般に認知されるような社会に直接的な影響を及ぼすステージに移ってきたのではないかと感じています。

そのような時流の中、我々バイオメディカル室では、研究の世界を皆さんの活躍する社会へと繋ぐ架け橋となるべく、アカデミアシーズの社会実装というテーマを掲げ日々の業務を執り行っています。


MKIが取り組んでいるトピックの一例

個別のトピックとしては、

  • がん患者さんのがん組織のゲノム情報を解析し最適な薬剤候補をレコメンドする、がんクリニカルシーケンスでは国内初の商用サービスとなった「OncoPrime」
  • 京コンピュータ上で創薬を行うためのプロジェクト「KBDD」への中核的参画
  • バイオ医薬品の設計や分子動力学シミュレーションを通じた創薬支援
  • 機械学習やAIを駆使した各種の予測システム構築や自然言語解析
  • 多種多様な脂質を同定することができ、同分野ではグローバルでデファクトスタンダードとなっている質量分析機用ソフトウェア「LipidSearch」
  • 酵素反応、遺伝子編集技術を活用し任意の化合物の生産をデザインするバイオプロセスプラットフォームなどなど…

数えあげればきりがないのですが、詳しくは次回以降のコラムでお話しできたらと思います。


 

執筆者
牧口 大旭
ソリューションセンター ソリューション企画部 バイオメディカル室
製薬企業や大学の研究室などに向けITやデータサイエンスの活用を長年にわたり支援。
現在、バイオメディカル室の室長として案件全般を統括。


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