TOPページ > MKIコラム > 盛り上がりを見せるサブスクリプション・ビジネスと、それを支えるIT基盤

MKIコラム


2017/09/07
システム技術グループ カスタマーソリューション第三技術部

盛り上がりを見せるサブスクリプション・ビジネスと、それを支えるIT基盤

今回は、サブスクリプション・ビジネスと請求業務アプリケーション「Zuora(ズオラ)」についてお話をしたいと思います。
サブスクリプションイメージ図


身近にあるサブスクリプション・ビジネス

みなさんはどんなときにお金を支払いますか? 多くの場合は何かを購入するときでしょう。「これを買います」と宣言すると、そこにお金のやりとりが発生します。一方、「これを買います」と言わずとも、時間の経過で自動的にお金のやりとりが発生するビジネスもあります。……そんな商売があるでしょうか? あります。意外とあります。たとえば、賃貸マンションの家賃はどうでしょうか。「数年のあいだ利用を続けるという契約を結んだ上で」という前提付きですが、月に一度、来月分の家賃を支払う日は自動的にやってきます。

こうして考えてみると、家賃のように、定期的な支払いを行うことで継続的な利用が許されるサービスは、ほかにも無数にあります。電気・水道・ガスなどのインフラ利用料はどうでしょう。携帯の通信料金・新聞・エステ・牛乳配達・スポーツジム、いろいろあります。動画配信のNetflixやHulu、音楽配信のApple MusicやGoogle Play Musicなど、テレビやネットの広告でも「月額」や「年額」という単語を近頃よく見かけるように思います。

このような「一定の期間のあいだ利用を続ける契約を結ぶ」「一定の期間ごとにお金のやり取りが行われる」という特徴を持つビジネスの形態を、まとめて、サブスクリプション・ビジネスと呼びます。私が携わっているZuoraは、サブスクリプション・ビジネスの業務を助けるアプリケーションです。Zuoraの機能を以下の図にまとめました。

Zuora全体像

Zuora全体像

図のように、サブスクリプション・ビジネスは時系列的に継続されることが特徴です。ここでは、サブスクリプション・ビジネスの請求業務でキーとなる5つの項目について見ていきましょう(なお、家賃と水道料金は著者の住居での話です)。

項目1. 何ヵ月おきに請求するか
たとえば契約の期間が1年間だとしても、何ヵ月おきに請求を行うか自由に決められます。家賃の請求は毎月ですし、水道料金の請求は2ヵ月おきです。「何ヵ月おきに請求を行うか」をZuoraでは『請求周期』と呼びます。

項目2. 何日に請求を行うか
たとえば1ヵ月おきに請求するとしても、何日に請求を行うか自由に決められます。家賃は月末に請求されますし、水道料金は2ヵ月おきの20日に請求されます。固定日ではなく、契約を申し込んだ日が起点となるサービスもあります。「何日に請求を行うか」をZuoraでは『請求サイクル日』と呼びます。

項目3. 前請求か、後請求か
請求対象の範囲指定です。家賃は、翌月分が予め請求されます。つまり前請求です。水道料金は直近2ヵ月分の使用量を元に請求されます。つまり後請求です。「ある期間の利用料金を事前に請求するか、事後に請求するか」をZuoraでは『請求タイミング』と呼びます。

項目4. 請求への支払いの手段は何か
請求に対する支払方法の定義です。例として、銀行振込・クレジットカード払いなどです。「請求への支払いの手段」をZuoraでは『支払方法』と呼びます。

項目5. 請求を行った何日後を支払期日とするか
請求に対する支払いの期限を設定します。たとえば、家賃は翌月末日が支払期日です。水道料金は請求書が届いて3週間以内です。クレジットカード払いだと、即時に決済処理が行われるため、請求日=支払期日となる場合もあります。「請求を行った何日後を支払期日とするか」をZuoraでは『支払条件』と呼びます。

そのほかにZuoraで設定できるオプションについて、代表的なものを以下の表にまとめました。
Zuoraオプション図

「サブスクリプション・ビジネス」と一口に言ってみても、それぞれ異なる特徴を持っていることに気付きます。みなさんが利用しているサブスクリプション・ビジネスでは、これらの項目はどのように設定されていますか?


Zuoraが注目されている理由

ここまで請求業務について見てきたように、Zuoraにはサブスクリプション・ビジネスの様々な請求の要素がすでに用意されています。すなわち、既存のサブスクリプション・ビジネスへ対応できるだけでなく、今後の変化にも対応できる仕組みを備えているのです。 Zuoraは世界で1,000社以上の導入実績があり、毎月機能向上のアップデートが継続されています。興味を持たれた方はZuoraの製品紹介ページもご覧ください。

http://www.mki.co.jp/biz/solution/it_platform/zuora/index.html


 

執筆者
山﨑 一磨、阿部 一
システム技術グループ カスタマーソリューション第三技術部 第三技術室
現在、Zuora導入を中心としたシステム構築案件に従事



当コラム「盛り上がりを見せるサブスクリプション・ビジネスと、それを支えるIT基盤」に関するお問い合わせ

お問い合わせ


ページ上部へ